kan1taのブログ

映画の評価感想、その他雑記

「幸せなひとりぼっち」の評価点数、評価・感想

「幸せなひとりぼっち」の評価(ネタバレを含む)

点数

映画名 ジャンル
3.5/5 幸せなひとりぼっち ヒューマンドラマ
感想

・よく見かける性格の悪い老人だった主人公(オーヴェ)が周りの人々のやさしさに触れ、少しづつ変わっていく姿が良かった。

・亡くなってしまった妻には優しく気軽に話している姿からは愛情を感じた。

・老人の孤独という社会問題にも触れていて、他人ごとではない事だと思った。

・幸せなひとりぼっちというタイトルは少し納得ができなかった。周りの人から見たらオーヴェは、最終的には多くの人に信頼され愛されていたかもしれないが、それはオーヴェの人生を最後まで見た感想ではないかと思う。不幸なことが人生でいくつも起き、自殺を考えるほど思い詰めていた時期もあり、本人が楽しいと思えない時期も長らくあった。最終的にハッピーエンドでも物語の途中はハッピーとは言えない内容だった。人生の最後は幸せなひとりぼっちでも、そこにたどり着くまでは本当に幸せだったのかどうなのか。少なくとも自分は生きている間はずっと、もちろん死ぬときも、幸せでいたい。

 

 点数はどれだけ他人におすすめしたいかという基準のもと、5点満点でつけています。点数はkan1taの主観的なもので絶対的なものではありません。ちなみに3=おススメしたい、4=めっちゃおススメしたい、5=神くらいの雰囲気。

映画のあらすじ

妻に先立たれ、さびしさと悲しみに耐えきれなくなった中年男性オーヴェは自殺を思い立つ。

映画の感想

 オーヴェとソーニャのように、愛して愛されるようなパートナーが見つかったらいいな。誰もが愛される権利があることを改めてかんじた。

映画の基本情報

監督 ハンネス・ホルム
キャスト ロルフ・ラスゴード, バハー・パール, フィリップ・ベリ