「フューリー」の評価点数、感想・評価
点数
4.2 / 5.0
感想、評価(ネタバレ含む)
映画を最初に見たときに、よくある主人公が強すぎて敵を全員倒していくアメリカプロパガンダ的な浅い映画かと思ったが違った。
その要素は確かにあるが、宗教を信じ平和な世界に慣れている新平が戦場に立ち、徐々に現実を知っていく様子が撮られていて理想と現実について考えさせられる深い映画だった。
悲惨な現場や、死んでいく兵士を見て命とは何かという事を考えさせられる。。。
この映画を面白くしているのは戦闘シーンではなく、人の情緒、心情の変化を写したシーンだろう。
神を信じ、人も殺したことが無かった新平が戦争の現実を知り戦場に適応していく姿がうまく撮れていると思う。
当たり前だが、戦争は絶対にしてはいけないと再認識した。